― 社長の想いを、
次の世代へ
つなぐために ―

社長様方は、これまで懸命に働き、会社を大きく育ててこられました。
そして、その姿を影日向となって支えてこられたご家族、特に奥様方もまた、大きな力となってこられたことと思います。

税理士の役割は、会社を成長させるお手伝いだけではありません。
これまで数々のご苦労を乗り越え、従業員の生活を守り抜いてきた経営者の方々にとって、「出口戦略」を共に考え、安心できる承継の道筋を整えることも、私たちの大切な仕事だと考えています。

お子様が事業を承継される場合は、喜ばしい一方で、「果たして次の時代を経営者として乗り切れるのだろうか」という不安を感じられることもあるでしょう。
一方で、お子様もまた親の背中を見て尊敬すると同時に、自分なりの新しい経営の形を模索しています。

親子で十分に話し合いができないまま悩んでおられる方、あるいは廃業や資産の承継をどう進めるか迷っておられる方も少なくありません。
どうぞ安心してください。大切に育ててこられたお子様は、ご自身が思っている以上にしっかりと未来を見据え、歩んでおられます。

また、経営権や資産を譲る際に「自分の居場所がなくなるのではないか」という不安を抱かれる方も多いものです。
事業承継には平均して3年ほどの時間がかかるとも言われています。その期間に、経営の第一線を退いて「やってみたかったこと」に挑戦したり、財産の一部を社会貢献として寄付したりと、新しい人生の形を描いていくことも可能です。

ここでひとつ、皆様に知っておいていただきたいことがあります。日本人の平均寿命は伸びていますが、健康寿命はそれほど長くありません。元気なうちに第二の人生をどう過ごすかを考えることは、とても重要です。

また、寄付や社会貢献に関心をお持ちの経営者は多いのですが、「具体的にどうすればよいか分からない」という方も少なくありません。私たちは、そうした想いを形にするサポートも行っています。

ただし、お金や承継の話は、誰にでも気軽に相談できるものではありません。
そんな時こそ、私たちを頼っていただきたいのです。顧問税理士の先生がいらっしゃっても構いません。既存の枠組みの中に加えて、安心してご利用いただける「承継サポート」としてお手伝いさせていただきます。